皆さんこんにちは

今回は、『生まれつき髪が細くて薄毛に悩んでいる方の育毛・発毛法』について書かせて頂きました。

現在この記事を読まれている方は、ご自身の細毛・薄毛に悩んでいる方なのではないかと思います。

薄毛・細毛・抜け毛に悩み、ネットなどで検索し『効果がある!』と思うようなケア方法はいろいろと試されてきた、もしくはこれから試そうとしているのではないでしょうか?

 

ですが、皆さんはご自身の『体質』をきちんと分かったうえで対策を取り組まれようとされていますか?

 

近年薄毛で悩む女性は驚くほど増えています。ですが、一般的に『効果がある』とされる対策を取ったとしても、その対策がご自身の『体質』と合っていなければ効果がないです。

 

それどころか、体質に合わない対策を行っただけで、薄毛が進行してしまう可能性だってあるんです。

今回は、『生まれつき細毛の方の体質に合った対策』をしっかりとお伝えしたいと思います。

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生まれつき髪が柔らかく細い人の体質は?

生まれつき髪が柔らかくて細い人は、毛を育てる能力が弱い人です。

またこのような方は皮脂の分泌が少ないです。

これらの特徴を持つ方は、生まれつきの髪の毛が柔らかくて細い毛(猫毛)の方が多いです。

 

これらの元々の髪の毛が柔らかく細い方は自身が薄毛なのだと悩み、一般的に育毛・発毛に良いとされるヘアケアをしてしまいがちです。

ですが、その『一般的に良いとされるヘアケア』は、毛を育てる能力の弱い人には合わない場合があり、間違ったヘアケアをした結果、更に髪の毛を弱くして薄毛に繋がる・・ということもあるのです。

生まれつき細毛さんの間違ったヘアケア

 

間違ったヘアケア

皮脂を取り、頭皮を清潔にし、毛のコンディションを整えるシャンプー等のヘアケア製品で毎日ケアを行う

毛穴の皮脂を取り、頭皮を清潔にし、育毛剤を効かせるサロンに通う

皮膚科に相談し、ミノキシジル製剤を使う

ミノキシジルタブレットを飲む

 

これらの『一般的には良い』とされるケア方法は、生まれつき細毛さんには、薄毛を悪化させる要因でしかありません。

 

そもそも、生まれつき毛を育てる力が弱い体質であるのに、頭皮を弱めるようなヘアケアの習慣を続け、さらに育毛剤で頭皮に刺激を与えるケア法ということになり、いってみれば病弱な人を無理に運動させてこじらせてしまい、さらに鞭を打つような行動を取るということになるのです。

これらを行う結果、頭皮の血流が低下し、毛が育たなくなってしまい、毛の成長期が短くなり毛穴に刺さっているだけの毛が急激に増えてしまうことになってしまいます。

その結果、温浴をすると頭皮と毛穴の緊張が緩み、刺さっているだけの毛は支える物がなくなりスポスポとなんの抵抗もなく抜けてしまうのです。

皮脂を取り頭皮を清潔にし過ぎてはいけない理由は?

乾燥や細菌の侵入から人体を守るために分泌されている身体の保護膜を取ってしまうからです。

よく毛穴が詰まるといわれますが、人の体を守る為に必要な液体である保護膜が詰まることはあり得ません。

 

皮脂は膜なので、たとえば人間の体温が10度以下であったなら白く固まって詰まることがあるかもしれませんが、体温は35度以上あるので固まりません。

お風呂に入った時に皮膚がお湯を弾くのは、皮脂という保護膜があるからです。

 

皮脂は体を保護するものなので、取り過ぎると『不足しています』という信号が皮脂膜に伝わり、皮脂の分泌を促し、皮脂膜が再生されます。これを日々繰り返していると、常に皮脂腺が刺激され、皮脂の分泌量が増えるのです。

近年、小さい頃から皮脂を取り、頭皮を清潔にすることが習慣になっている人が多いので、何もしていないのに表面上皮脂の分泌量が増えている人が沢山います。そんな人の頭皮はテカって見えます。

皮脂を取ると薄毛になる理由は?

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皮脂膜を取ることを続けることで、皮膚は弱っていき、頭皮の血流が悪くなってきます。皮脂が多いから薄毛になったのではなく、皮脂を取り過ぎるようなケアを続けた結果、皮脂の分泌が増え、頭皮がテカって血流も悪くなり、毛が育たなくなり薄毛になっているのです。

 

なので、元々皮脂による保護膜が弱い方は、特に若いころからこのように、皮脂を取り過ぎるケアをすることで、頭皮はどんどんと弱っていってしまうのです。

脂分を取る作用が強いシャンプーはダメ!

シャンプーに含まれる洗浄成分の中で、界面活性作用の強い活性剤は脂分を取る作用が強く皮脂膜を綺麗に取り去るので、角質層に作用する働きも強くなります。

強い界面活性作用で角質層を削り取るのです。かつ、浸透力も強くタンパク質変成作用も強いので、こういったシャンプーで脂分を取れば取るほど、時間をかけて丁寧に洗えば洗う程、頭皮や毛を育てる組織を傷めることになります。

その結果清潔にすればするほど皮膚表面を傷めてしまうことになります。

(界面活性剤には作用の強い物質と弱い物質があり、強い物が皮膚表面を傷めてしまいます。)

 

角質層が傷んで剥がれると、フケの元になります。不潔だからフケが出るのではなく、清潔にし過ぎているからフケ症になり、傷んだ皮膚を補修するために血が集まってきて頭皮が赤くなるのです。

 

清潔にすればするほど、フケ症になり、頭皮が赤くなり、毛の生育も育たなくなっていく悪循環にハマっていくのです。

育毛剤を使ってはダメ!

皮脂は皮膚の保護膜なので、育毛剤の毛穴内部への浸透を邪魔します。その為、育毛剤を使用する際には、皮脂を取り去る方法が推奨されています。皮脂を取った後は保護膜がなくなり、脂分を取る作用の強い界面活性剤で頭皮が傷んだところに、育毛剤の強い作用を与えるのですから、さらに頭皮に負担を与えることになります。これでは育毛剤の効果に頭皮が負けてしまいます。

 

さらに清潔にし過ぎると、皮膚の環境が一時的に弱酸性でなくなるうえ、皮脂の分泌が増えるので、皮膚常在菌が異常繁殖しやすくなります。頭皮が臭うのは、皮膚常在菌の分解物が異常に増えるからなのです。

薄毛の回復には焦らないことが大事!

元々の髪の毛が柔らかく細毛さんの場合、毛を育てる力が弱いタイプなので、間違ったヘアケアで薄毛になってしまった場合、回復には時間と労力がかかります。ですが、焦って早く効果を求めると、逆にどんどん髪の毛を無くしてしまうことがあるので、薄毛の回復には『焦らない』事が重要です。

生まれつき細毛さんの正しいケア方法は?

生まれつき細毛さんの問題点は

  • 皮膚の分泌能力が弱い
  • 皮脂の抵抗力が弱い
  • 毛を育てる力が弱い

 

ことです。なので必要なケア方法として

 

頭皮を守って緊張を解し、自然な血流を蘇らせそれを継続する』ことなのです。

 

そのような頭皮に回復させるには、まずは間違ったヘアケアを今すぐ止め、洗浄力の優しいアミノ酸系のシャンプー&トリートメントでケアを行い、余計なケアを一切しないようにすることが大事です。

 

まとめ

生まれつきの細毛さんの場合の間違ったケア方法についてはいかがでしたでしょうか?

人の体質は千差万別で、他の方が『良い』というケア方法でも、それが必ずしも『あなた』に合うかどうかは分かりません。

薄毛を加速させない為にも、自分の体質を見極め、『自分自身に合うケア方法』を行う必要があるのです。

生まれつきの細毛だけど薄毛が加速しているという方は、これを機に、ご自身のケア方法を見直してみてはいかがでしょうか?

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