
「最近、分け目が広がってきたような…」
「もしかして、これってFAGA?それとも違うの?」
こんなふうに感じたことはありませんか?
女性の薄毛にはいくつかのタイプがありますが、なかでもよく聞くのが
「FAGA(女性男性型脱毛症)」と「びまん性脱毛症」。
名前は似ているけれど、実は原因も進み方も違うんです。
この記事では、この2つの脱毛症の特徴や違い、セルフチェックの方法、
そして今日からできるケアまで、わかりやすくお伝えします。
💡 FAGA(女性男性型脱毛症)とは?
FAGA(エフエージーエー)は、女性ホルモンのバランスが乱れることで起きる脱毛症。
特に30代後半〜50代にかけて、エストロゲンの分泌が減少することで髪に影響が出やすくなります。
こんなふうに思い当たる方は、FAGAの可能性があるかもしれません。
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分け目が広がってきた気がする…
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トップのボリュームがなくなってぺたんこに
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髪が細く、コシがなくなってきた
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母や祖母にも薄毛がある
🧬 原因のポイント
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ホルモン(女性ホルモンの減少)
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加齢や遺伝
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長期間かけて、じわじわ進行
💡 びまん性脱毛症とは?
「びまん」とは「広がる・全体に及ぶ」という意味。
びまん性脱毛症は、頭全体から均等に抜け毛が増えるタイプです。
20代後半〜30代でも起こることがあり、こんな方は要注意。
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全体的にボリュームが減ってきた
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髪にツヤがなくなり、なんとなく元気がない
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最近ストレスがすごくて…
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食事や睡眠が乱れている自覚がある
🌱 原因のポイント
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ストレスや自律神経の乱れ
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栄養不足(特に鉄分・タンパク質・亜鉛など)
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産後やピルの中止後などホルモン変動も関係
🔍 FAGAとびまん性脱毛症の違いを比べてみよう!
比較項目 | FAGA(女性男性型脱毛症) | びまん性脱毛症 |
---|---|---|
💇♀️ 脱毛の範囲 | 分け目・頭頂部が目立つ | 頭全体からまばらに抜ける |
🕐 発症しやすい年代 | 40代〜50代以降 | 20代後半〜更年期まで |
🧬 原因 | 女性ホルモンの低下・遺伝 | ストレス・栄養不足・睡眠不足など |
📈 進行のしかた | ゆっくり進行し、じわじわ薄くなる | 急に抜け毛が増えることも |
🔍 自覚しやすさ | 分け目や地肌が目立ちやすい | 全体的に薄くなり、気づきにくい |
🎀 見極めポイントと対策の第一歩
どちらも専門医の診断が必要なこともありますが、日常生活の中で気づけるサインもたくさんあります。

「あれ、最近ドライヤー後に落ちる髪が多いかも…」
「分け目の地肌が前より見える?」
そんな違和感に気づいたら、まずは生活習慣の見直し&頭皮環境を整えるケアから始めてみましょう^^
補足:図でイメージするなら…

なるほど、私のは「びまん性」っぽいかも…!
最近忙しくて、食事も睡眠もバラバラで💦

気づけた今がチャンスです^^
ストレスケアや食事改善から少しずつ整えていきましょう♪
🔸気になる方へ|セルフチェックしてみよう!

「もしかして私も…?」って、なんとなく不安なんですけど、
病院に行く前に、自分で確認できることってありますか?

もちろんありますよ^^
簡単なチェック項目をまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
📝 薄毛・脱毛症セルフチェック(当てはまる項目に✔)
✅ 分け目が以前より広がったように感じる
✅ 頭頂部の地肌が透けて見える
✅ 抜け毛が急に増えた(排水溝・枕にたくさん)
✅ 髪が細く、コシやツヤがなくなってきた
✅ 頭皮が硬い or 動かしにくい
✅ 生活習慣が乱れがち(寝不足・栄養不足など)
✅ ストレスを強く感じている
✅ 母親や祖母に薄毛の傾向がある
✅ 頭全体のボリュームがなんとなく減ってきた
✅ 髪型が決まりにくくなったと感じる
✔が3つ以上あてはまったら…
→ 髪と頭皮の状態が弱ってきているサインかも!
今のうちに生活習慣やケアを見直して、進行を防ぐことが大切です。
🔸まず始めたい、具体的なケア3つ
「何から始めればいいの?」という方のために、今日から取り入れられるシンプルな対策を3つにまとめました。
① 食生活の見直し
髪の主成分である「たんぱく質」や「鉄分」「亜鉛」「ビタミンB群」を意識して取り入れる
→ 納豆・卵・鮭・ブロッコリー・わかめ・レバーなどがおすすめ!
② 頭皮マッサージ
血流を促す簡単なマッサージを習慣に(1日1〜2分でもOK)
→ シャンプー中やドライヤー前に「耳まわり→頭頂部→後頭部」をゆっくりほぐすだけでも効果あり♪
③ ストレスケア
髪は「心の鏡」。
深呼吸・お風呂・ハーブティーなど、自分が“ほっとできる時間”を意識的に持つことが、髪にもやさしい一歩に。
💡女性の脱毛症は6タイプに分かれます
女性の薄毛や脱毛といっても、実は原因や症状の違いによって、いくつかのタイプに分けられます。
それぞれ対処法も異なるため、自分に近いタイプを知っておくことが大切です。
脱毛症の種類 | 特徴 | 主な原因 |
---|---|---|
FAGA(女性男性型脱毛症) | 分け目・頭頂部の髪が薄くなる | ホルモンバランスの乱れ・加齢・遺伝 |
びまん性脱毛症 | 全体的に髪の量が減る | ストレス・栄養不足・生活習慣の乱れ |
円形脱毛症 | 10円玉大の円形の脱毛が突然できる | 自己免疫の異常・ストレス |
分娩後脱毛症 | 出産後に一時的に抜け毛が増える | ホルモンの急変化 |
牽引性脱毛症 | 髪型による負担で生え際などが薄くなる | ポニーテール・エクステなどの刺激 |
脂漏性脱毛症 | フケ・かゆみとともに抜け毛が増える | 皮脂の過剰分泌・頭皮環境の乱れ |
🔗 詳しく知りたい方はこちらの記事へどうぞ♪

こんなに種類があるなんて…!
どれが自分に当てはまるのかもっと詳しく知りたいです。

大丈夫です^^
それぞれの脱毛タイプの特徴や対策については、下の記事でくわしくまとめていますよ。気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
まとめ:気づいた今が「髪との向き合いどき」です
「なんだか最近、髪の元気がなくなってきたな…」
そんな小さなサインも、決して見過ごさないでください。
FAGAやびまん性脱毛症をはじめとする女性の脱毛症は、体や心の変化が表れやすい「鏡」のような存在です。
でも、原因やタイプを知り、自分の生活をほんの少し見直すことで、髪はちゃんと応えてくれます^^

今日の話を読んで、すごく思い当たることが多くて…
なんだか安心した気持ちにもなりました。
自分をいたわるって、大切なんですね。

そうなんです^^ 髪のケアって、実は自分を大切にする時間でもあるんですよ。
少しずつ、自分のペースで整えていきましょうね。
必要なときは、専門機関のサポートも頼ってOKですよ◎
💡 今後の参考に:こんな記事もおすすめです♪
-
👉 [女性のための薄毛・抜け毛対策まとめ|30代・40代・50代別ケア]
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