こんにちは^^
年齢を重ねるにつれて、

「最近、髪のボリュームが減って来たかも…」
「抜け毛が増えた気がする…」
と感じたことはありませんか?
実は、薄毛や髪のトラブルは、ある特定の年代に多く見られる傾向があります。
今回は、そんな髪の変化が起こりやすい年代と、その背景にある体や心の変化について、わかりやすくお伝えしていきます。
こんなお悩み、思い当たりませんか?

「最近、分け目が広がってきた気がするんだよね…」

「あ、それ私も!ドライヤーのあと床に落ちた抜け毛、ちょっとショックだった」

美容師さんにも、「髪、少なくなりましたね」って言われたって…
こうした悩み、実はあなただけではありません。
女性の髪は年齢やライフステージの変化にとても敏感で、年代ごとに抱える悩みや原因も変わってくるんです。
女性の髪が変化しやすいのはなぜ?
女性の髪の健康を保ってくれているのが、「エストロゲン」という女性ホルモンです。
このホルモンには、髪の成長をサポートし、ツヤやボリュームを維持する役割があります。
ところが、このエストロゲンは30代後半から少しずつ減少し、40〜50代にかけて急激に低下していくんです。
その影響で、髪が細くなったり、抜け毛が増えたりするように。
さらに、加齢やホルモン変化に加えて、ストレスや睡眠不足、栄養バランスの乱れなども重なることで、髪と頭皮への影響が大きくなるんですね。
年代別に見る「髪の悩みと原因」
20代は、カラーやパーマ、アイロンなどによるダメージヘアが主な悩み。
まだ薄毛に悩む人は少ないですが、生活習慣の乱れや栄養不足、強いストレスが抜け毛の原因になることもあります。
「最近、髪のツヤがないな」「切れ毛が増えてきた」と感じたら、髪のサインを見逃さないでください
30代後半:髪の”変化”を感じ始めるころ

「最近トップがペタンとして、スタイリングが決まらなくなってきた」

「私、分け目の地肌が目立ってきてびっくりしたよ」
30代も半ばを過ぎると、分け目が目立つ・トップがぺたんこになる・抜け毛が増えるなどの変化を感じる方が増えてきます。
特に出産経験のある方は、「産後の抜け毛」に悩むことも。
これは、ホルモンバランスが大きく変化する時期ならではの自然な現象です。
この年代は、仕事や家庭、子育てと忙しい時期でもあるため、ストレスや睡眠不足、食生活の偏りが重なりやすいのもポイント。
髪や頭皮のケアはつい後回しになりがちですが、「なんとなく調子が悪いかも…」と感じた時点で、早めのケアを始めてあげるのが◎です^^
40代:本格的なボリュームダウンに悩む人が増加
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髪が細くなる
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地肌が透けて見える
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分け目が気になる
40代になると、髪のボリュームが減る・地肌が透けて見える・髪が細くなるといった悩みがグッと増えてきます。
この原因のひとつが、女性ホルモン(エストロゲン)の減少です。
また、加齢とともに頭皮の血行不良や硬化が進み、髪に栄養が届きにくくなるのも原因の一つです。
この頃からは「髪そのもののケア」だけでなく、「頭皮環境を整えるケア」がとても大切になってきます。
■50代以降:髪の老化を実感しやすい時期に

「最近、髪が細くなってうねるようになってきたのよ…」

「うんうん、白髪も増えてきたし、昔のボリュームが懐かしいよね」
50代に入ると、閉経を迎えることでホルモンバランスが大きく変化し、髪のうねり・細さ・白髪などの変化を感じる方が多くなります。
「急に髪がやせた」「分け目が気になってきた」など、日常の中で感じる小さな変化が、実はエイジングサインであることも。
でも、年齢に合わせたケアを取り入れれば、髪もきちんと応えてくれます。
焦らず、自分に合ったペースで髪と向き合っていきましょう^^
髪に不安を感じた時、まず見直したい3つのこと
薄毛や抜け毛が気になったとき、「何か特別なケアをしないと…」と焦ってしまうこともありますよね。
でも、まずは毎日の基本習慣を整えることが、何より大切です。
①食事バランスを見直す

「最近パンばかりで、ちゃんとしたごはん作れてない…」

「私も同じ!でも納豆と卵ごはんだけでも栄養あるって聞いたよ」
髪の主成分は「たんぱく質」それに加えて、鉄分・亜鉛・ビタミンB群・ビタミンCなども、髪の成長や頭皮の健康を支える大切な栄養素です。
でも現代の食生活では、つい「パンや麺だけで済ませがち」「野菜や海藻をあまり食べていない」という方も多いのではないでしょうか?
まずは、1日1食でも意識できればOK!髪にやさしい“栄養を意識したごはん”を取り入れてみましょう^^
難しく考えすぎず、冷蔵庫にあるもので始めましょう。
◎髪にうれしい栄養が摂れる、おかず例はこちら♪
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鮭の塩焼き+ひじき煮
→ 鮭でたんぱく質とビタミンB群、ひじきで鉄分やミネラルも◎ -
納豆+卵かけごはん+味噌汁(豆腐・わかめ入り)
→ 時間がない日でもOK!手軽なのに育毛に大切な栄養がしっかり摂れます -
鶏むね肉とブロッコリーの蒸しもの
→ 高たんぱく・低脂肪な鶏肉と、ビタミンC豊富なブロッコリーで吸収力アップ -
レバーの甘辛炒め+青菜のおひたし
→ 女性に不足しがちな鉄分をたっぷり補える組み合わせ -
焼きサバ+切干大根+雑穀ごはん+味噌汁
→ 良質な脂(DHA・EPA)やミネラルを意識できる、バランス満点の和定食
◎忙しい人向け:髪にやさしい1週間の簡単献立アイデア
曜日 | メニュー例 |
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月 | 鮭の塩焼き+雑穀ごはん+豆腐とわかめの味噌汁 |
火 | レバーとニラの炒め物+小松菜のおひたし+ごはん |
水 | 納豆ごはん+卵+ひじきの煮物+きのこスープ |
木 | 鶏むねとブロッコリーの蒸しもの+ごはん+味噌汁 |
金 | 焼きサバ+切干大根+わかめと豆腐の味噌汁 |
土 | 豆腐と豚ひき肉のそぼろあんかけ+野菜スープ+ごはん |
日 | 外食でもOK!海鮮丼や和定食など「ごはん+味噌汁」が基本のものを選んで◎ |
「忙しくて毎日きっちり作れない…」という方も大丈夫。納豆・卵・豆腐・鮭・わかめなど、冷蔵庫に常備しやすく、髪にうれしい栄養が摂れる食材を「手の届くと場所に用意しておく」だけでも変化は感じられるはずです。
「食べるものを少し意識する」ことが、髪へのやさしい第一歩になりますよ♪
②頭皮の血流をよくする

「マッサージってめんどうくさそうで続かないんだよね…」

「私はシャンプー中にちょっとやるだけでも違う気がするよ」
髪に必要な栄養は「血液」によって頭皮に届けられます。
つまり、血流が悪くなると、髪の成長にもブレーキがかかってしまうのです。
そこでおすすめしたいのが、毎日の“ながら頭皮マッサージ”。
特別な道具は不要。シャンプーのついでや、ドライヤー前に1〜2分ほど行うだけで、血流促進・リラックス・リフトアップにもつながります^^
◎ 頭皮マッサージの基本ステップ(図解風)
💆♀️ Step 1:両耳の上をほぐす
⇒ 指の腹で、こめかみ付近を「ぐるぐる」と円を描くようにマッサージします。
目の疲れや首こりにも◎
💆♀️ Step 2:側頭部を引き上げる
⇒ 耳の上に手を当てて、頭皮をグッと持ち上げるようにゆっくり押します(3秒キープ×3回ほど)
💆♀️ Step 3:頭頂部をほぐす
⇒ 頭のてっぺん(百会と呼ばれるツボ)を、指の腹でじんわり押して離すを数回繰り返します
※ここは血行が滞りやすい部分です
💆♀️ Step 4:後頭部の生え際をもみほぐす
⇒ 首のつけ根、うなじのあたりを親指でゆっくり押しながら円を描くようにマッサージ。
肩こりにも効いて気持ちよく、血流アップにもつながります。
✅ マッサージのコツ
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指先ではなく、指の「腹」部分を使う(爪を立てない)
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力を入れすぎず、“気持ちいい”くらいの圧でゆっくりと
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お風呂上がりの温まった状態がベストタイミング
💡こんなときにも「ついでマッサージ」を
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シャンプー中に:泡立てたあと、すべらせながらマッサージ
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ドライヤー前に:タオルドライのあと、頭皮を軽く刺激
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テレビやスマホを見ながら:“ながら時間”にもぴったりです
毎日少しずつでも続けていくことで、頭皮が柔らかくなり、髪のハリやコシの改善にもつながります。
リラックス効果もあるので、寝る前の習慣にもおすすめですよ^^
🔍 さらにアドバンスケアをしたい方へ(一言添え)
「もっとしっかりケアしたい」という方は、炭酸系のスカルプケアアイテムやマッサージブラシを取り入れるのも◎。
気持ちよさだけでなく、頭皮の血行・皮脂ケアにもつながります。
③ストレスを溜めすぎない
「ストレスと髪、そんなに関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、強いストレスや緊張状態が続くと、女性ホルモンや自律神経が乱れやすくなり、それが髪や頭皮の状態に表れやすいんです。
たとえば、
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抜け毛が急に増える
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頭皮がかたくなる
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髪が細く、元気がなくなる
-
なんとなくツヤが出なくなってきた
など、ストレスサインは意外と髪に出ていることも。
◎ 「心」が整うと「髪」も整う?
髪の悩みは、外側からのケアももちろん大切ですが、内側=心の状態を整えることも同じくらい大事なんです。
特に女性は、家事・育児・仕事・人間関係など、日々たくさんのことを抱えがち。
だからこそ、「自分をケアする時間」を少しでも持つことが、髪と心の健康の土台になります。
💡 毎日に取り入れたい、やさしいリラックス習慣
🛁 ゆっくりお風呂につかる
38〜40度くらいのぬるめのお湯に、10〜15分ほどじっくり浸かることで、自律神経が整いやすくなります。
お気に入りの入浴剤やアロマを入れて、“自分だけの癒し時間”に。
🕯 深呼吸と1分間の「何もしない」時間
疲れたときこそ、スマホを置いて静かな場所で目を閉じて深呼吸。
“なにも考えない”時間を1分だけでも作ると、頭がスッキリします。
☕ あったかい飲み物をゆっくり味わう
温かい白湯やハーブティーを飲むと、内臓が温まり、緊張した身体もゆるみやすくなります。
好きなカップを使うだけでも、ちょっと気分が上がりますよ^^
📝 小さな「自分時間」を1日5分でも
読書、ストレッチ、日記を書く、好きな音楽を聴く…。
どんなことでもいいので、**「自分だけの時間」**を毎日に少しでも取り入れてみてください。
✅ 無理しすぎない、が合言葉
「ちゃんとリラックスしなきゃ」と思うと、それ自体がプレッシャーになることも。
大切なのは、できるときに、できる方法で、自分をいたわること。
心がふっとゆるむと、自然と呼吸も深くなり、血行もよくなって、髪にもいい影響が出てきます。
自分の心と体の声に、やさしく耳を傾けてあげてくださいね^^
まとめ:髪の悩みが増えるのは「30代後半~50代」+生活リズムの変化から
女性の髪はとても繊細で、ホルモンの変化・年齢・生活習慣などの影響を受けやすいもの。特に「30代後半~50代」は、体の内側と外側、そして環境の変化が重なりやすい時期です。
でも今の自分に合ったケアを始めれば、髪は年齢に関係なく育て直すことができます。

「無理せずできることから、少しずつ始めてみようかな」

「うん、私たちの髪きっとまだまだ元気になれるよね^^」
小さな変化に気付けるあなたは、もう第一歩を踏み出せています。自分を大切にするケア、無理なく楽しく続けて行きましょう♪
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